トレーニング再開
こんにちは。特定社会保険労務士の森川友惠です。ずっとお休みしていたトレーニングをついに再開しました。スポーツクラブの会社員として勤務していた頃は、エアロビクスにはじまり、アクアビクスやプレコリオ(事前に曲と振付が決まっている)のグループエクササイズを指導していましたし、それなりに動いていました。(そのおかげで骨密度は20代平均と比較しても110%以上と先日の検査で驚かれました)
が、退職後、約1年程度は別のスポーツクラブの現場でお手伝いをさせてもらっていたのですが、以降は趣味程度でヨガの教室やクラブに入会して、細々とカラダは動かしていた。
この2年はコロナを理由に、そして、各所を訪問することが多い仕事がら、あまりウロウロするのはやめておこう…という最もらしい理由をつけて、クラブを退会。すっかり運動習慣がなくなってしまったのです。
昨年、入院を経験していることもあり、このまま…衰える一方と、先日…意を決してとあるスポーツクラブに入会したのです。事務所から徒歩圏内で通えるところ…と色々比較した結果、最も初期費用がかからないクラブを選択し、WEB入会後店舗での手続きを済ませ、利用を開始しました。
『人』の力を改めて実感
こちらのクラブは、月会費を安くできる理由に、最もお金がかかる人件費を最低限に抑えて運営していることが挙げられるのですが、だ――――――れもスタッフがいないマシンジムは本当に静か。コロナの感染を防ぐために会話も極力控えるように注意書きがされているのもあり、黙々とトレーニングをこなされていました。余計なコミュニケーションを取る必要はありませんから、居心地はある意味良いですが、よほど目的や目標が明確な方でないと続かないだろうなーーというのが私の感想です。
私は、『人』でクラブは選ばれる…というお話し常々をしてきましたが、こちらのクラブは『人』ではなく、『価格』で選ばれることを選択されたんだと思います。スタッフは基本配置されておらず、自分で全てを対応しなくてはいけませんから、スポーツクラブの楽しみ方をご存じの方は十分やっていけますが、今からトレーニングを始める方をフォローするには、かなり無理がある体制ですね。
そうそう、今日もトレーニングに行き、はじめてVRスタジオ(時間になれば各種プログラムのVTRが流れて、それに合わせて体を動かす)を利用してみました。とあるプレコリオプログラムだったのですが、目の前に参加している会員向けにフォローの言葉が出される訳ではなく、録画されたものですから、当然ながら”一体感””あの人も頑張っているから私も!”といったグループエクササイズの良さは感じられません。
しかも、そのVTRに登場したトレーナーに
「ご自身のペースにあわせて、スピードを変えて良いですよーー」
と本当に音を外して、カラダを動かし始めたときの気持ち悪さ…たら、なかったです(笑) こっちは、8カウント×4=32カウントでブロックを組み立てる強い癖がついているが故に…本当、しっくりこない。グループエクササイズでこういったエアロビクス系のトレーニングであれば、強度の落とし方はいくらでもあるはずですが、そこまでのVTRの作りになっていないんですよね。仕方ないですが…。
そんなに文句があるなら、月会費1万円程度の通常のクラブへ行けと言われそうですが、今はまだトレーニングリハビリ中ですから、少しずつカラダをならして行こうと思います。
『人』がいるクラブの強味
『人』がいるクラブがもしかしたらこの先、とっても貴重な存在になるでしょうから、『人』の強味を存分に発揮できる環境を整えることがますます重要になりますね。
『人』を採用し、クラブになくてはなならない『人』に育成するには、その『人』を知ることからスタートするのが最大の近道です。
例えば…行動力はバツグンだけど、あまり考えず勢いだけ…(過去の私を見ているようです(笑))のタイプなのか…
行動する前に熟考し、先々まで見極めるので、行動するまでに時間を要するタイプなのか…。
これだけ違えば、同じことを教えるにしても伝え方は変わるわけです。ここを知ろうともせず、「仕事なんだから覚えて」「仕事だからやって当然」というスタンスで、通り一辺倒な教育では、人も育ちません。人が上手く育たない、定着しない…というお悩みを抱えてらっしゃるようでしたら、この辺りに注目して、育成を進められてはいかがでしょうか?
では、本日はこの辺りで。